しみず動物病院 Information

千葉県鴨川市 しみず動物病院のおしらせブログです。

鴨川市内における新型コロナウイルス感染症発生に伴う当院の対応について。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止にご協力下さい。

 

8月4日に、鴨川市内で初となる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生の報告がありました。今のところ発生場所が限定しているため市中感染の可能性は低いと思われますが、当院ではCOVID-19の感染拡大防止のため、当面の間、以下のご協力をお願いいたします。

 

来院時のお願い

  •  マスクの着用をお願いいたします。
  •  院内入口に設置した消毒剤での手指の消毒をお願いいたします。
  • 体調の悪い方や発熱のある方、風邪様の症状が見られる方は電話にてご相談下さい。

 

待合室の混雑緩和のためのお願い

  • できるだけ少人数での来院をお願いいたします。
  • 待合室や診察室への入室は原則2名までとし、他の付き添いの方は屋外でお待ち下さい。
  • 待合室が混み合っている場合、受付が済みましたらお呼びするまで屋外や車内での待機をお願いいたします。
  • フィラリアなどの予防薬や継続してお薬を飲んでいる場合の処方については、あらかじめお電話でのご予約をお願いいたします。

 

ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

しみず動物病院 院長 清水篤

どうぶつと暮らそう②

 連日、新型コロナウイルスの感染のニュースが続く中、動物にもコロナウイルスの感染が起こるのか心配されている方も多いのではないかと思います。先日14日に新しいコラムが房日新聞に掲載されました。今回は動物への新型コロナウイルス感染についての現状をまとめたものを掲載させて頂きましたので、ご興味のある方、動物を飼っている方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

 奇しくもコラムが掲載された日と前後して、東京大学ウィスコンシン大学の共同研究として、猫はコロナウイルスに感染しやすく、猫同士でも感染を起こす。といった内容の研究結果が報告され、ペットを飼っている方やそれ以外の多くの方々に社会的な動揺を与えているのではないかと心配しています。猫同士の感染については以前より報告がありますし、あくまで今回の論文はそれを裏付ける内容であったとしか言えません。筆者らは論文の最後に猫から人への感染についての検証の必要性について言及はしていますが、現時点で多くの感染者を出している中国や欧米において猫から人への明らかな感染が認められたケースはありません。コラム中にも触れていますが、まずは飼い主さん自身が感染をしないことが動物をコロナウイルス感染から守るための唯一の手立てであることに変わりはありません。コラムを掲載する上で私自身も出来るだけ正確な情報を皆様に提供できるよう気をつけているつもりです。もし不安をあおるような記事が出たとしても鵜呑みにはせず、正確な情報であるかを確認して冷静に判断していただけるようお願いいたします。(以下コラム)

 

犬や猫にもステイホームを

 犬や猫も感染するんですか?最近、来院される飼い主さんから良く聞かれるようになりました。非常事態宣言から1ヶ月以上が経過し、新型コロナウイルスのペットへの感染に関する報道がニュースや新聞などでも伝えられるようになったことや、長引く外出自粛などの影響でペットと過ごす時間が増えたことで、ペットの健康への関心が不安へと変わりつつあるのかな、と最近はそんなことを思いながら診療をしています。一部報道でもあるように新型コロナウイルスのペットへの感染は犬や猫の間で実際に起こっているようです。残念ながら、ニュースでは単に感染があったと報道するだけで具体的にどのようなことが起こっているのかを正確に伝え切れておらず、またペットを飼っている方は、もし自分の身に何かあった場合どう対処したらいいのか不安に思っているのではないかと危惧しています。

 新型コロナウイルスの動物への感染は、2月末に香港で犬が、3月末にベルギーで猫の報告があったのを皮切りに、ニューヨーク州の動物園のトラなど報告が相次ぎ、中でも猫やトラでは一過性の嘔吐や下痢、呼吸器症状などの臨床症状が現れています。ただ、いずれのケースでも共通しているのは、動物への感染源が新型コロナウイルス感染者である飼い主や飼育員である事と、これらの動物が人への感染源になっていないと言うことです。現在も世界中の施設で動物に対する新型コロナウイルスの研究が行われていますが、共通の見解として、どのくらいのウイルス量で感染が成立するのか不明であること、たとえ動物に症状が現れても軽症であること、感染した動物が人への感染源となる可能性は限りなく低いこと等が報告されていますので、今のところ動物の新型コロナウイルスの感染に対して過度の不安を抱かなくてもいいようです。

 では、ペットへの新型コロナウイルスの感染を防ぐにはどうすればいいでしょうか。アメリカ疾病予防管理センターCDC)ではペットの飼い主向けに、家族以外の動物や人との接触を避け、犬はリードでつなぎ飼い主以外の人や動物との間隔を2mあけることや公園やドッグランなどで犬や人が集団とならないよう気をつけること、猫は出来るだけ室内で飼育すること、などのアドバイスをしています。つまり、犬では他の犬や人との間にソーシャルディスタンスを、猫ではステイホームを心がけるように呼びかけています。そして、何よりも大切なのは飼い主さん自身が感染しないよう気をつけて生活することが、このウイルスの感染から家族やペットを守るために最も重要な事だと思います。

 一方で、もし新型コロナウイルスに感染してしまった場合ですが、感染者のペットの預かりについては世界的にも問題となっており、アメリカ獣医師会やCDCでは、新型コロナウイルス感染者のペットの預かりには慎重な対応をするよう注意喚起を促しています。現在、日本では感染者の飼育するペットの預かりについては個々の施設に対応をゆだねていますが、東京都獣医師会では感染者の飼っているペットを預かるためのガイドラインを作成しており、感染者からペットを預かる際に直接動物を受け取らないようにするための引き渡し方法をイラストで詳しく解説しています。また、ペット保険のアニコムは、感染者のペットのお預かりをする「#stayanicom」プロジェクトを展開しており、いずれもホームページ上で詳細を確認できるので、ペットを飼っている方は、いざというときのためにも一度確認しておくといいでしょう。インターネットが苦手という方は千葉県獣医師会も独自に感染者のペットのお預かりについて検討していますので、お近くの会員病院に相談してみて下さい。

 自粛要請からもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。先日ある番組で、政治学者のイアン・ブレマー氏がコロナ危機を乗り越えるためには?との質問に「犬を飼うといいです。」と答えていたのを思い出します。人は他者とのつながりが必要な社会的動物ですが、他者とのつながりを制限した長引く自粛生活は人間性を保つのを困難なものとしています。しかし、ペットは一緒にいることで私達の気持ちを落ち着けてくれますし、彼らがもたらす「癒やし」の恩恵は何ものにも代えがたいものです。そんなペット達と充実したおうち時間を過ごすために、室内でできる遊びを考えたり、なかなか出来なかったしつけのトレーニングをしたりしながら過ごすのもいいかもしれません。そして飼い主さん自身が感染しないよう気をつけつつ、ペットと楽しくステイホームをしながら、一日でも早く日常生活が取り戻せるよう今を乗り越えていきましょう。(2020年5月14日房日新聞に掲載)

 

最後までお読みいただきありがとうございます。記事の内容については情勢により随時更新される可能性があります。内容に関してご不明な点などありましたらご連絡下さい。

 

しみず動物病院 院長 清水篤

 

 

 

 

ゴールデンウィーク中の診療についてのご案内

ゴールデンウィーク中は以下の通り診療いたします。

 

日付 診療体制
4月29日(水) 午前のみ予約診療
4月30日(木) 通常診療
5月1日(金) 通常診療
5月2日(土) 通常診療
5月3日(日) 午前のみ予約診療
5月4日(月) 通常診療
5月5日(火) 午前のみ予約診療
5月6日(水) 午前のみ予約診療

ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

また昨今のコロナウイルス感染症に対し、4月26日現在、鴨川市での発生の報告はありませんが、もし感染者の報告があった場合、当院の診療体制は完全予約制へと変更いたします。変更がある場合の告知はその都度ホームページなどでご案内させて頂きますが、感染症予防のためご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

院長 清水篤

 

新型コロナウイルス感染症の拡大に備えた当院での対応について

状況により診療体制が変更になる可能性があります。

 

 連日感染の拡大についてニュースで騒がれている新型コロナウイルス感染症ですが、4月2日に隣の市である南房総市において房総初の感染者が出たとの報告がありました。4月5日の時点で鴨川市での感染の報告はありませんが、万が一鴨川市内で感染者が出てしまった場合、当院においても通常業務が困難になる恐れが出てきました。事態の変化はめまぐるしく、もはや対岸の火事ではいられなくなりつつあるのが現状だと思われることから、当院でも新型コロナウイルス感染症から我々の診療施設を守り、ひいては地域のペットの命を守るために業務形態の変更が余儀なくされる可能性が考えられます。万が一、鴨川市内において感染者が確認された場合や近隣での新型コロナウイルスの感染のリスクが高まったと判断した場合、当院では日本獣医師会から提言される「都市封鎖等の措置が発動された場合における小動物診療施設に対応について」のマニュアルに従い、飼い主の方へ以下の対応をお願いする場合が予想されますので事前に告知することにいたしました。

 

1.原則として治療が必要である動物の診療は行います。

2.来院する飼い主さん自身に発熱、呼吸器症状、感染者との接触がなかったか、海外渡航歴がないか等の事前確認をさせていただく場合があります。もし、該当する場合は自己申告をお願いいたします。

3.予約診療制になる可能性が高いので、来院前に電話にて相談もしくは来院の予約をお願いいたします。

4.お車での来院をお願いします。駐車場に到着した際、もしくは徒歩にて来院された場合は入室する前に電話などで外から来院したことをお知らせ下さい。

5.スタッフが案内するまで、屋外もしくは車内にて待機していて下さい。

6.大型犬以外の猫や小型の動物などはかならずキャリーケースに入れて来院するようお願いします。

7.院内へ入室する場合、検温と手指の消毒をお願いする場合があります。

8.状況により、動物以外の院内への入室をお断りする場合があります。

9.電子決済でのお支払いが推奨されています。場合によっては銀行振込でのお支払いをお願いする場合もあります。

10. 都市封鎖(ロックダウン)された場合は、予防接種や避妊手術などの緊急性が低い診療や処置については感染症の危機が落ち着くまで延期をお願いする場合があります。

 

* 「動物病院に来院する飼い主のためのマニュアル」を添付いたしますのでこちらをご参考下さい。

 

 これらの対応は獣医師、獣医療スタッフおよびペットの飼い主の感染防御を確保しつつ、必要な診療業務を継続するために推奨される対策であることから、ご不便をおかけするかとは思いますが、ご理解とご協力の程お願いいたします。また、飼い主さん自身が感染してしまうとペットのケアが出来なくなってしまう可能性があります。出来るだけご自身が感染しないよう十分気をつけた生活を心がけるよう重ねてお願いいたします。

 

院長 清水 篤

 

どうぶつと暮らそう①

 ペットと感染症というテーマで房日新聞にコラムを掲載させて頂きましたので、当院ブログでもご紹介させて頂きたいと思います。少しボリュームがありますが目を通して頂ければ幸いです。

ペットと感染症

 ある日、動物病院に一本の電話がかかってきました。「犬がくしゃみをしているのですが犬から人に病気がうつったりしますか?」といった内容の電話でした。小さいお子さんや免疫力の弱い方、お年寄りのいる家庭、ペットのいる家庭の事情は様々で人と動物との間で病気が感染しないかといった不安は尽きません。人と動物との間で行き来する病気のことを人獣共通感染症(ズーノーシス)と呼ばれ、これらは主にウイルスや細菌などで起こります。そして先日、香港で新型コロナウイルス感染者の飼犬から弱い陽性反応が出たという報道があり、この報道を耳にした方は、本当にこの病気がペットにうつらないのか心配されていることと思います。

 さて、この新型コロナウイルスですが、元々、人の風邪を起こすウイルスの10〜15%はコロナウイルスだと言われ、今回なぜ感染拡大が心配されているかと言うと、特に呼吸器症状が強く出る様にウイルスが変異してしまったからなのです。コロナウイルスは、変異によって色々な種類に分かれている事が解っており、主に飛沫(くしゃみ、咳、唾液)や接触により感染します。コロナウイルスの感染力はそれなりに強いのですが、構造的に案外もろく、本体を包むエンベロープというカプセルを消毒用アルコールや石鹸で破壊することで簡単に死滅させることができます。つまり、うがいや石鹸を使った手洗いが推奨されるのは、これらの方法でしっかりとした感染予防が可能だからです。また、感染してしまった場合はマスクなどで飛沫を飛散させないことで周囲へのウイルスの拡散を防ぐことも大切です。一方で動物にもコロナウイルスによる病気があります。例えば、犬では下痢などの消化器症状を猫では致死的な伝染性腹膜炎(FIP)を起こしますが、このウイルスは人に感染するものとは種類が異なるため、犬や猫以外に感染はしません。ところが先日、新型コロナウイルスの人から犬への感染を示唆するコメントが香港の政府機関(AFCD)から発表されました。幸い犬は無症状で人に対しての感染力はないと報告されています。また、世界小動物獣医師会(WSAVA)では、この報道に対し、1例の限られた報告だけでしかないことや、今回の犬の感染の報告だけでは犬を含むペットが人への感染源になり得る確固たる根拠にはならないと報じています。いずれにしても、今後の新型コロナウイルスにおける人と動物との関係についての動向を注視する必要がありそうです。

 冒頭の「犬から人に病気がうつったりしますか?」に話を戻しますが、大腸菌やパスツレラ、一部のカビなどはペットから人へ感染することが知られています。逆に、今回の新型コロナウイルスのように人から犬への感染が疑われている病気もあります。これらの感染症から我々自身やペットを守るためにも、動物に触る前や後での石鹸での手洗いの徹底や、キスをする、顔を舐めさせる、食べ物を共有するなどの行為は控えるようにしましょう。また、犬の消化器症状を起こすコロナウイルスに対するワクチンがありますが、種類が異なる新型コロナウイルスはこのワクチンでは予防できません。そして、飼い主さん自身が新型コロナウイルスに感染してしまった場合ですが、ペットとの接触はできるだけ控えるようにして下さい。感染者以外で家庭内に世話をすることができる人がいれば、できるだけ同一の感染者以外の人が世話をするようにし、感染者であるあなたはペットをなでたり抱いたりすることも避けるようにしましょう。マスクを着けてペットに飛沫が付着しないように用心することも大切です。幸いこれまでに新型コロナウイルス感染者のペットがこのウイルスによって病気になったとの報告はありませんが、もしこのような状況下でペットの状態が悪くなった場合は、いきなり動物病院へ連れて行く等の行動は控え、まずは動物病院もしくは保健所に連絡を取るようにして下さい。また、動物病院では隔離室を準備するなどの受け入れ体制が整っていない可能性があるため、行く前には必ず連絡を取ってから移動するようにしましょう。

 人は不安な気持ちになった時、色々な噂やデマなどを信じやすくなります。ネット上に様々な情報が飛び交う中で、その情報が本当に正しいものなのか冷静な判断と見極めが大切です。限られた報告でしかありませんが、新型コロナウイルス感染者からペットへの感染の可能性は否定できません。しかし、ペットから人への感染を示す明確な根拠は今のところありません。まずは冷静に、決して動物に対する過剰な不安や恐れから飼育放棄をするなどの軽率な行動を取ることなく、これまで通りふつうに接してもらえることをお願いします。また、今後もペットに関する様々な情報に惑わされることなく、不安なことや心配なことがあれば、まずは動物病院に連絡をして下さい。(2020年3月18日房日新聞に掲載)

 

これからも、ペットに関する時事関連のニュースや動物のあれこれを不定期ですが投稿して行ければと思っています。記事に関してご不明な点などありましたらご連絡下さい。

しみず動物病院 院長 清水篤

 

令和2年度の狂犬病予防注射の登録が始まりました。

狂犬病予防注射 

 

3月2日より令和2年度の狂犬病予防接種が始まりました。現在、日本国内での狂犬病の発生はありませんが、非常に危険な病気である事から法律により犬への接種が義務づけられております。お手数ですが各地域で行われる狂犬病予防集合注射もしくは動物病院にて接種をして頂けますよう、よろしくお願いいたします。

狂犬病集合注射は中止となりました。

南房総市において新型コロナウイルス感染症の感染者が出たとの報告を受け、現在行っております、狂犬病予防の集合注射は中止になりました。ご迷惑をおかけいたしますが、飼い主およびペットを守るための措置となりますのでご理解ご協力の程お願いいたします。

狂犬病予防注射の個別での対応はそれぞれの動物病院で行っておりますが、状況により診療体制の変更が行われる可能性があります。来院される際には事前にお電話にてご相談ください。

本年度の狂犬病予防集合注射は4月2日より鴨川市を含めた安房地域全域で行われます。安房地域の狂犬病予防集合注射の日程については決まり次第、改めてお知らせいたします。

 また、それに伴い4月3日、6日、8日、9日、15日の午前中は院長不在となります。ご迷惑をおかけいたしますがご理解の程よろしくお願いいたします。

 

お陰様で1周年を迎えました。

 慌ただしく過ごしているうちに1が月ほど過ぎてしまいましたが、2月12日で当院は2年目を迎えることとなりました。令和と共にスタートを切った新しい「しみず動物病院」ですが、これからも地域の頼れるホームドクターを目指し頑張っていきたいと思います。ペットについてのご相談等ありましたらお気軽にご連絡下さい。ライフスタイルに合わせたどうぶつとの暮らし方のサポートをさせて頂きます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

もうすぐバレンタイン♡ワンちゃんの誤食にご注意を!!

 もうすぐバレンタインデーですね。この時期うっかりチョコレートを食べてしまったワンちゃんが時々ですが病院にやってきます。チョコレートにはテオブロミンと呼ばれるカフェインと似た成分が含まれており、大量に摂取すると血圧の上昇や不整脈などから死に至ることもあります。最近ではカカオの濃度の濃いチョコレートがよく見かけられるようになってきたことも有り、チョコレートの誤食によるチョコレート中毒は身近で深刻な問題になりつつあります。

 

チョコレート中毒には解毒剤がありません。

 誤食により様々な症状が出ますが、軽度の場合は下痢や嘔吐や興奮などの症状が見られます。残念なことに解毒薬がないため吐かせる以外に効果的な治療法がなく、また粘調性が高いため除去することも困難な場合が多いため、中毒症状が出てしまうと対症療法による治療しか出来ないのが現状です。とは言え、すべてのチョコレート製品が危険というわけでもありません。もしチョコレートを含む製品を食べてしまったら、動物病院に連絡をするか、今はチョコレートの中毒量を簡易計算出来るwebサイトもあるのでこちらを利用して緊急性があるのか確認するのもいいと思います。

 

誤食・誤嚥を防ぐ環境作りをしましょう。

 誤食や誤嚥は若齢な犬や猫ほど繰り返す傾向が強いため、まずは見えるところや手の届くところに誤食・誤嚥の原因になるものを置かないなど、飼い主側の配慮がとても大切になってきます。もしこれらの原因になる様なものを食べてしまった場合は、慌てず、いつ、何を、どのくらい食べたのか、本当にそれらのものがなくなっているのかを確認してから動物病院に連絡をして頂くと、その後の対応がスムーズになると思います。とは言え、まずはチョコレートを食べない環境作りを心がけましょう。